言葉の魔力
のっけからで、申し訳ない。言葉の魔力にやられた。
何?
それは、通勤帰りの電車で本を読んでいて見つけた言葉。
以前は海外小説ばかり(ミステリー〜冒険物まで。恋愛以外)を読み漁って、家にも「いつ読み終わるんだ!」「置き場所が!」「な・ん・と・か・しなさい!!!(嫁の叫び)」くらいの積読本が鎮座していて、早く読まねば〜と思っているのに、最近は新書に手を出し始めて、ますます云々。
(蔵書はこちらで管理中。只今1/3登録済。mzjubileeの屋根裏 - メディアマーカー)
で、何?
で、小説と新書を読んでみてわかったのは、小説の方が読むのが難しい(手が掛かる)ってこと。
小説には2種類あると思っていて、
(1)著者が伝えたいことを書く系
伝えたいことのために、人物や状況を配置し物語を進めていく。
(2)話を楽しむ系
登場人物や状況を配置し、その中で物語を進行させ、特に明確に伝えたいことはなく、物語を楽しむ系
で、やっかいなのは(1)と(2)の判断が、ぱっと見だとよくわからないこと。シリーズものや著者によって、大体は判断できるんだけど、読み進めないとなんとも言えなかったり。やはり心に残るのは(1)が多くて、できれば(1)を多く読みたいかな。
で、言いたいこともストレートに書いてなかったり、色々解釈できたり。まぁそれが醍醐味というか、良いところだと思ってますが。
唐突なんだが、自己の再生の話が好きなので、思いつくオススメはこれ。これを糧に嫁と結婚したと言っても過言ではない。
人生の絶対のおすすめ本。『初秋』も良いが、これも読め。おいNo Imageかい・・・。
- 作者: ロバート・B.パーカー,Robert B. Parker,菊池光
- 出版社/メーカー: 早川書房
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片や新書。
・目次が充実している
・はじめになどで、この本で伝えたいことが書かれている
・行間も小説に比べると空いているので、見やすい
・気になった部分から読み出しても大丈夫
いつのまにか
いやいやいや。このエントリは小説<新書ってなことを書きたいのではなく、最近の読書傾向が変わってきて、それに伴って気付いたことを記したかったわけでもなく。特に深いことも新しいことも書いていないので、誰得にもなりませんが、ゴメン自分のため。
実はさっき気付かされた、ブログは表現の手段。あっ、自分も表現の手段を手に入れたんだと。
いやいやいやそうじゃなくて、話が散らかりすぎ。ホントに書きたかったのは以下。
ごめん、本題は
冒頭で書いた「魔力を持った言葉」ってのは、これ読んでて見つけた言葉。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
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マドルスルー
マドルスルー【muddle through】
まるで解決策が見つからない中、泥の中をもがくようにがむしゃらに突き進むことでいつのまにか解決策にたどり着くという考え。
泥の中を通り抜ける。なんとか切り抜ける。
muddle through ⇔ break through
と、言葉のピースが心にカチンとハマった言葉。
果たして本当に自分の中に住み指針となる言葉になるか、一時の迷い言葉となるか、まだモグモグしないと解らないけど、まずは、ブログの名前変えます。
いや、変わるんだ。
ツメ砥ぐパンダ ⇒ マドルスルー【muddle through】