序章 成果をあげるには(4)

前回は成果をあげる八つの習慣の内、(3)の計画についてまとめた。今回は、行動に関する部分(4)〜(7)の内、(4)の意思決定について。

行動する

■習慣その4:意思決定を行う

意思決定が意思決定たるためには、次の四つのことを決めなければならない。
(1)実行の責任者
(2)日程
(3)影響を受けるがゆえに決定の内容を知らされ、理解し、納得すべき人
(4)影響を受けなくとも決定の内容をしらされるべき人 (...P.7〜8)


意思決定は定期的な見直し(結果と期待の照合)を行わなければならない。
そうすれば、間違った決定も、害をもたらす前に修正可能。


そして、見直しがもたらすものは、

(1)人事
前提として、人事が上手くいかない時は、異動させられた者が無能と言う訳ではなく、
人事を行った者が間違えたと考えるべき。
↓
異動させられた者が上手く機能していないならば、そのままにせずに動かす(組織と本人に対する責任)。
また、前職に匹敵する地位と報酬に戻してやるべき。
↓
前職相当のポストに戻れる保証があるならば、異動させられた者が辞めていく事はなくなる(=人材の確保)。
異動でモチベーションが低下することはない。
↓
社員のモチベーションアップ!=組織の活性化。
(2)自己開発
期待を結果に照合する(=見直し)ことにより、以下が明確となる。
強み・改善点・知識や情報の不足・自らの偏り・弱み。
強みがわかれば、自分の適所が判断できる。
弱みがわかれば、その分野は人に任せると判断できる。

意思決定とはトップが行うものであり、トップが行う意思決定だけが重要であるかのごとき議論があるが。大きな間違いである。(...P.9)

知識労働者=自らの専門分野のスペシャリスト

知識を基盤とする組織では、その意思決定は組織に影響大

ならば、意思決定の能力はトップだけでなく、各人にとって重要なスキル

ポイント

・意思決定とは「責任者、日程、理解納得させるべき人、連絡される人」が決まっていること
・定期的な見直し(期待と結果の照合)を行うこと
・トップだけではなく、組織に属する各人が意思決定のスキルを向上させること

私信

・まとめが薄い⇒なんかしっくりこない。本質を掴んでないな。
・視点が混じってないか>先生。いや自分の理解力の浅さか?
・もう一回見直せ