何をするかというと
言わずと知れた名著『経営者の条件』をまとめてみる。いや、まだ、まとめらんない。
だから、注目した部分を書き出してみるシリーズ。名言、名文がありすぎて正直困る。いや、うれしいけど。
あっ、今回は企画の助走。
本の紹介(中身ではなく)
そう、この本。見た目カタそうだけど、カバーを剥ぐと落ち着いた朱色で、本自体も軽く、大きさも丁度いい。厚さも丁度いい。手触り最高。
『読め。ぜひ、読め。』と、人に勧めたいが、逆に勧めたくない気もちょっとする、自分の中で少し扱いに困る本。
- 作者: P.F.ドラッカー
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/11/10
- メディア: 単行本
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この本がいわゆるビジネス書との最初の出会い。いや違うな。
最初の出会いはあれだ、『マネジメント(エッセンシャル版)』。これ。
- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/12/14
- メディア: 単行本
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出会いは?
和歌山へ出張していた時に、ぶらくりにある結構雰囲気の良い書店(宮井平安堂さん)で、書店の雰囲気に惹かれて購入。そう、書店の雰囲気。
POPでもなく、陳列の妙でもなく(いや結局購入しているから、書店の技ありか?)、どこからか自然と『買いなさい』という本の声が聞こえる店。
いや、良い雰囲気の書店。
・落ち着いていて
・適度な広さを保ちつつ
・過度な明るさでもなく
・静かで
・本棚の上から本をとるような梯子もあって
・品揃えも豊富
で、どうかというと
最後まで読みましたよ。『マネジメント(エッセンシャル版)』。
ん〜心IN20%?
惹かれるけど、中々入り込んでこないというか、読みやすいけど、理解するのが困難な、いや、わかるけど内容が繋がらない?そんな感じ。
でも惹かれるんだ、この文章のリズムとちょっと突き放した感。話のスジも通ってるし、説得力も感じるし。
そうなると、再読するか、他の著作を読みたくなる訳で。
で、順当に『プロフェッショナルの条件』かと思いきや、手に取ったのは『経営者の条件』と。
よく『もしドラ』がらみで、『マネジメント(エッセンシャル版)』が取り上げられて、この本から入る人が多いと思われるけど、最初の一歩ではないかなと思う。
ご存知の通り
『経営者の条件』と銘打ってますが、いわゆる経営者/社長のためだけの本ではないです。本を捲れば記されているこの言葉。
組織の全員がエグゼクティブのように働くべきことを説く、万人のための帝王学である。
そう、社会人10年やっててもペーペーの自分でもOKなんです。
変われる?
追記 2010/9/10 22:22
梅棹忠夫さんの『知的生産の技術』を何気なく読んだとですよ。
『6 読書』の『創造的読書』の部分。
!!っとなって、一瞬怯みましたよ。自分がこれからしようとしている事って・・・。
でも、正解はないし。やりたいし。という訳で、ノロノロ行きますか。
- 作者: 梅棹忠夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1969/07/21
- メディア: 新書
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確か親父も持ってた。子供の頃に一度読んだ事ある。当たり前のように、中身は全然憶えてないけど。
この岩波新書の独特の装丁。確かカバー外しても、カバーと同じような色してなかったっけ?違ったか?
以上、追記終わり。