何をするかというと

言わずと知れた名著『経営者の条件』をまとめてみる。いや、まだ、まとめらんない。
だから、注目した部分を書き出してみるシリーズ。名言、名文がありすぎて正直困る。いや、うれしいけど。

あっ、今回は企画の助走。

本の紹介(中身ではなく)

そう、この本。見た目カタそうだけど、カバーを剥ぐと落ち着いた朱色で、本自体も軽く、大きさも丁度いい。厚さも丁度いい。手触り最高。
『読め。ぜひ、読め。』と、人に勧めたいが、逆に勧めたくない気もちょっとする、自分の中で少し扱いに困る本。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

ドラッカー名著集1 経営者の条件

この本がいわゆるビジネス書との最初の出会い。いや違うな。
最初の出会いはあれだ、『マネジメント(エッセンシャル版)』。これ。

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

出会いは?

和歌山へ出張していた時に、ぶらくりにある結構雰囲気の良い書店(宮井平安堂さん)で、書店の雰囲気に惹かれて購入。そう、書店の雰囲気。
POPでもなく、陳列の妙でもなく(いや結局購入しているから、書店の技ありか?)、どこからか自然と『買いなさい』という本の声が聞こえる店。
いや、良い雰囲気の書店。
・落ち着いていて
・適度な広さを保ちつつ
・過度な明るさでもなく
・静かで
・本棚の上から本をとるような梯子もあって
・品揃えも豊富

で、どうかというと

最後まで読みましたよ。『マネジメント(エッセンシャル版)』。
ん〜心IN20%?
惹かれるけど、中々入り込んでこないというか、読みやすいけど、理解するのが困難な、いや、わかるけど内容が繋がらない?そんな感じ。
でも惹かれるんだ、この文章のリズムとちょっと突き放した感。話のスジも通ってるし、説得力も感じるし。
そうなると、再読するか、他の著作を読みたくなる訳で。
で、順当に『プロフェッショナルの条件』かと思いきや、手に取ったのは『経営者の条件』と。

よく『もしドラ』がらみで、『マネジメント(エッセンシャル版)』が取り上げられて、この本から入る人が多いと思われるけど、最初の一歩ではないかなと思う。

ご存知の通り

『経営者の条件』と銘打ってますが、いわゆる経営者/社長のためだけの本ではないです。本を捲れば記されているこの言葉。

組織の全員がエグゼクティブのように働くべきことを説く、万人のための帝王学である。


そう、社会人10年やっててもペーペーの自分でもOKなんです。
変われる?

追記 2010/9/10 22:22

梅棹忠夫さんの『知的生産の技術』を何気なく読んだとですよ。
『6 読書』の『創造的読書』の部分。
!!っとなって、一瞬怯みましたよ。自分がこれからしようとしている事って・・・。
でも、正解はないし。やりたいし。という訳で、ノロノロ行きますか。


知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

しかし、この本って今出ているLifeHack系書籍の源だね。
確か親父も持ってた。子供の頃に一度読んだ事ある。当たり前のように、中身は全然憶えてないけど。
この岩波新書の独特の装丁。確かカバー外しても、カバーと同じような色してなかったっけ?違ったか?
以上、追記終わり。