まえがき

抜粋

ほかの人間をマネジメントできるなどということは証明されていない。しかし、自らをマネジメントすることは常に可能である。

・自分をマネジメントすることは常に可能。
 この本を読もうと思った一文。

 そもそも自らをマネジメントできない者が、部下や同僚をマネジメントできるはずがない。マネジメントとは、模範となることによって行うものである。自らの仕事で業績をあげられない者は、悪しき手本となるだけである。

・マネジメントとは、模範になることによって行う⇒自分自身がマネジメントできているのが前提。

 成果をあげている者はみな、成果をあげる力を努力して身につけてきている。そして彼らのすべてが、日常の実践によって成果をあげることを習慣にしてしまっている。

・成果をあげることを習慣にしてしまう⇒目ウロコ。

成果をあげることは修得できる。そして修得しなければならない。

・この言い切り感。修得できる。そして修得しなければならない!

成果をあげないならば、いかに多くの知力と知識を使い、いかに多くの時間を使おうとも業績とはならない。

・成果とは何を示すか?
 自分自身で思う『あ〜努力した。結果は駄目だったけど。結果より努力した過程だ!』では、なさそう。
 内よりも外からの評価か?成果=外から判断された結果?

 今日では、成果をあげることは、組織の中で成果をあげることである。

現代社会は組織社会で、多くの人間は組織内で一生を過ごすとなれば、成果をあげる=組織内で外から評価される結果を出すってことか。

成果をあげる者は社会にとって不可欠な存在となっている。同時に、成果をあげることは、新入社員であろうと中堅社員であろうと、本人にとって自己実現の前提となっている。

・これも上の続きで、組織内で成果をあげていけば、権限も力も増えて、より自分のしたいことが実現できるということか。

まとめ

・模範となることによって行う
・習慣化
・成果をあげること

宿題

・『成果』の意味


ドラッカー名著集1 経営者の条件

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